「標準体重」や「適正体重」という言葉を目にしたことがある方は多いでしょう。日本では一般に、BMIが22になる体重 を標準体重と呼びます。この記事では、その根拠と求め方、そして数字との上手な付き合い方を紹介します。
標準体重の求め方
標準体重は次の式で計算します。
標準体重(kg) = 身長(m) × 身長(m) × 22
なぜBMI22なのか
1990年代初めに日本で行われた研究で、健康診断のデータを分析したところ、BMIが22前後の人で高血圧や脂質異常、肝機能の異常などの有病率が最も低かったと報告されました。この結果をもとに、BMI 22に相当する体重が「標準体重」として用いられるようになりました。
健康的な体重には「幅」がある
標準体重はあくまで目安のひとつです。日本肥満学会の基準では、BMI 18.5以上25未満がすべて「普通体重」にあたります。つまり、健康的とされる体重には一定の幅があります。
| 身長 | 適正体重の範囲(BMI 18.5〜24.9) | 標準体重(BMI 22) |
|---|---|---|
| 150cm | 41.6〜56.0kg | 49.5kg |
| 160cm | 47.4〜63.7kg | 56.3kg |
| 170cm | 53.5〜72.0kg | 63.6kg |
| 180cm | 59.9〜80.7kg | 71.3kg |
年齢によっても目標は変わります。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、目標とするBMIの範囲を、18〜49歳で18.5〜24.9、50〜64歳で20.0〜24.9、65歳以上で21.5〜24.9としています。高齢の方は、やせすぎによるフレイル(虚弱)の予防も大切だからです。
あなたの標準体重を確認する
BMI計算ツールでは、身長と体重を入力するだけで、標準体重と現在の体重との差、適正体重の範囲がすぐにわかります。
BMI 22以外の値も含めて、目標にしたいBMIから体重を求めたい場合は、目標BMIから体重を逆算をご利用ください。


