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BMI計算アトリエ

BMIの基礎

BMIだけではわからないこと:筋肉量・年齢・腹囲との関係

BMIは便利な指標ですが、体脂肪や脂肪のつき方までは測れません。筋肉質な人や高齢の方の注意点、腹囲など併せて確認したい指標を紹介します。

公開日
執筆
BMI計算アトリエ編集部
色分けされた棒グラフで体格指標の違いを表したイラスト

BMIは身長と体重だけで計算できる手軽な指標ですが、万能ではありません。数値を正しく受け止めるために、BMIの「苦手なこと」を知っておきましょう。

筋肉と脂肪を区別できない

BMIは体重の中身を問いません。筋肉は脂肪より密度が高いため、スポーツをしている人や筋肉量の多い人は、体脂肪が少なくてもBMIが25を超えることがあります。反対に、体重は軽くても筋肉が少なく体脂肪の割合が高い、いわゆる「隠れ肥満」の状態は、BMIだけでは見逃されがちです。

年齢による変化

年齢を重ねると、体重が変わらなくても筋肉が減り、脂肪が増える傾向があります。そのため高齢の方では、BMIが同じでも若い人より体脂肪が多いことがあります。一方で、高齢期のやせは筋力低下やフレイルにつながるため、「低ければよい」というわけでもありません。

脂肪のつき方はわからない

健康への影響が大きいのは、お腹の内臓のまわりにつく 内臓脂肪 です。日本のメタボリックシンドロームの診断基準では、腹囲(へその高さのウエスト周囲径)が男性85cm以上、女性90cm以上を内臓脂肪蓄積の目安としています。BMIが普通体重でも、腹囲が大きい場合は注意が必要です。

子どもや妊娠中の方

成長期の子どもは、年齢や性別によって体格の基準が大きく変わるため、成人と同じBMIの判定基準は使いません。日本では、成長曲線や肥満度(実測体重と標準体重の比較)で評価するのが一般的です。また、妊娠中の体重増加は、妊娠前のBMIをもとに医師や助産師と相談しながら管理します。

BMIとあわせて確認したい指標

  • 腹囲(ウエスト周囲径):内臓脂肪の目安
  • 体脂肪率:体組成計などで測定(推定式での目安は体脂肪率の計算で確認できます)
  • 血圧・血糖・脂質:健康診断の結果
  • 体力・筋力:握力や歩く速さなど

まとめ

BMIは健康状態を知るための「入り口」です。数値に一喜一憂するのではなく、ほかの指標や生活習慣とあわせて全体を見ることが大切です。気になる点があれば、医師や保健師などの専門家に相談しましょう。まずはBMI計算ツールで現在の数値を確認してみてください。